2021/05/15
『52ヘルツのクジラたち』
皆さま、こんにちはwonderHAUSのREONAです。
イヤな花粉も少なくなり、気温も上がってきましたね。
最近春と秋が短くなってきているような気がしますが、私だけでしょうか?
あっという間に夏になってしまいまそうです。
今日も最近読んだ本を紹介しようと思います。
『52ヘルツのクジラたち』です
涙を流さずにはいられない、感動的なお話しでした。
つらいことがあっても前向いて頑張ろうと思える本でした。
この本は、
自分の人生を家族に搾取されてきた女性 貴瑚と、母親に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年のお話しです。
二人ともとても孤独です。
貴瑚の母は再婚で再婚相手との子供ができると育児放棄されてしまいます。
少年は母親に虐待され言葉を話せなくなってしまいます。
52ヘルツのクジラというのは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴くクジラで、仲間はたくさんいるはずなのに声が届かないという孤独なクジラです。
そんな届きそうで届かない声を持っている貴瑚と少年が出会い、お互いを必要とし、誰にも届かなかった声を聞き、二人で歩んでいきます。
少年は言葉が話せないのですが、最後貴瑚のことを「キナコ」ってあだ名で呼んだところはとても感動的でした。
皆さんも良かったら読んでみてください♩