2019/05/04
金沢
こんにちは。
wonderHAUSのKAZUKIです。
みなさん、GWはいかがお過ごしでしょうか。
私は先日、友人たちと金沢に旅行に行ってきました。
今回は兼六園を軸に、武家屋敷跡や東山ひがし・主計地区など、王道ともいえる地域を歩き回りました。
その中でも、やはり注視してしまうのは建築物です…職業柄でしょうか。
この地域で有名なのは、「木虫籠(キムスコ)」と呼ばれる木の格子です。
単純にその形・見た目だけ取っても迫力のあるものでしたが、少し調べてみるとこれには「外から見えづらく、中からは外の様子が見える」工夫が凝らしてあるようです。中が丸見えとなるのも落ち着かず、閉め切って外の様子が見れなくなるのも良くない…といった葛藤の末の形だという事が窺えます。
このように住人たちの「意思」がイメージできることは、建築の凄い点だと思います。ただシンプルな風景の優美さ、雰囲気を楽しむのも良いですが、往事の人々の生活をイメージしてみるのも面白いと思いました。
ちょっとしたお勉強もさせてもらった旅行となりました。